めぐる布市では、布や手芸用品の販売に加え、オーダー製作もお受けしています。
今回は、アート集団「おどのま」の振付家・はらだまほさんからご依頼をいただき、日本とデンマークの共同制作作品『PRESENT』の舞台美術の縫製を担当しました。
はらださんとは、出口を広げるプロジェクトで、めぐる布市の布を活用していただいたことがご縁となりました。
https://applique.morinooto.jp/project/odonoma.html

8月15日に開催されたのは、創作途中の作品を観客の皆さんに観ていただく「ワークインプログレス」の公演。
来年、デンマークで予定されている本公演に向けたものです。
私たちが担当したのは、さまざまな布を縫い合わせる、ポジャギのような舞台美術。
あらかじめデザインされた図面と布をお預かりし、縫製を行いました。
今回は、ご依頼者からお送りいただいた布を使用しています。
公演までの時間が限られるなか、Zoomで打ち合わせをし、デザイン図をもとに製作を進めました。
布の柄や配置を大切にしながら、指定の仕上がりサイズに合わない部分は、お預かりした余り布を足すなどして調整しました。
縫い方にも、舞台ならではのご要望がありました。
それは、表と裏を区別せずに使えるようにすること。
そこで、縫い代を内側に包み込む「袋縫い」で対応。
どちら側から見ても縫い代の裁ち端が出ないように仕上げました。

お送りいただいた公演写真には、青や白、さまざまな模様の布が重なり、出演者を囲む舞台空間が写っています。
一枚ずつ縫い合わせた布が、身体の動きとともに作品の風景をつくっている様子を見られるのは、
縫製を担った私たちにとってもうれしいことです。
布を選ぶ人、デザインする人、縫う人、そして舞台で表現する人。
それぞれの仕事がつながって、ひとつの作品になる。その一部に関わらせていただきました。

めぐる布市では、布を使ったオーダー製作のご相談をお受けしています。
製作内容や納期など、まずはお問い合わせください。
Tiny Dancer
https://tinydancer.dk
『PRESENT』の公演情報
https://www.odonoma.com/present
主催:おどのま、Tiny Dancer
共催:吉祥寺シアター(公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団)、武蔵野スイングホール(アクティオ株式会社)
協力:武蔵野市立中央図書館助成:Statens Kunstfond、Scandinavia Japan Sasakawa Foundation
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