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【7/24-26】布が紡ぐ物語 〜リユース×アートの可能性〜@アートフォーラムあざみ野

この夏、「めぐる布市」がアートフォーラムあざみ野に出張します!

2025724日(木)~26日(土)の3日間、アートフォーラムの開放的な空間に、たくさんの布や手芸用品、学生のアート作品、楽しいワークショップが大集合。

テーマは「布が紡ぐ物語 リユース×アートの可能性―」。

使い切れずに手元に残った布や素材に、次の物語を紡ぐような出会いを用意しています。

「アートフォーラムでめぐる布市をやってみませんか?」から生まれた物語

 

「アートフォーラムでめぐる布市をやってみませんか?」
そんなお声がけをいただいたとき、正直なところ、少し躊躇してしまいました。

めぐる布市の出張といえば、毎年恒例の象の鼻テラス。
今年も9月に開催が決まっていて、あれだけでもかなりの準備と体力が必要な大イベントです。
それが年に2回、しかもアートフォーラムあざみ野のような広い会場で、ちゃんと違う魅力を出せるのか——そんな不安もありました。

でも、アートフォーラムの担当者さんや、横浜美術大学の加藤良次学長とお話を重ねるうちに、「あれもできるかも!」「これも面白そう!」と、アイデアが次々と湧き上がってきて、企画がトントン拍子に進んでいきました。

初めての挑戦がぎゅっと詰まった3日間

いつもの布市に加えて、今回は初めての取り組みがたくさん登場します。

まずは、横浜美術大学の学生さんたちによる布アート作品の展示。
展示室には、独創的な作品が並びます。
さらに、学生さんが課題や卒業制作などでつくった世界に一つだけのテキスタイル作品の販売も。若い感性と技術が詰まったアイテムに、布の新しい可能性を感じられます。

そして現在募集中のめぐるクリエイティ部(ハギレ活用コンテスト)。
会場では優秀作品を展示し、最終日にはインスタライブでの優秀賞発表も予定しています。
「ハギレって、こんなふうに生まれ変わるんだ!」と、驚きと発見がきっとあるはず。
https://applique.morinooto.jp/news/2025creative.html

もうひとつの目玉は、横浜美術大学 加藤良次学長によるトークショー。
タイトルは「染色からみる布にまつわる話」。
これは、スタッフみんなで大学を訪問させていただいたときに伺った学長のお話がとても面白くて、「もっと聞きたい!」という声から実現した企画です。

「リユース×アート」というテーマのもと、布の可能性を拡張する3日間。

アートフォーラムだからこそできる、布市の新しいかたちを、ぜひ体感しに来てください。


掘り出し物との出会いを楽しむ、めぐる布市

 

会場のエントランスロビーには、全国から届いた布や手芸用品がずらりと並びます。
色とりどりの布を中心に道具類も。

どれも使い手を待っていた素材たち。
「これ、何に使おうかな」「この組み合わせ、かわいいかも」と、手に取るたびに想像が広がります。

学生さんによるオリジナルのテキスタイル作品も並ぶ今回の布市は、手芸初心者から作家さんまで楽しめる充実の品揃え。
広々としたロビーで、宝探し気分をたっぷり味わえます。


手を動かして、つくる楽しさにふれるワークショップ

今回のメインは、その場で素材に触れながらものづくりができるワークショップ。

ロビーを中心に、親子で気軽に楽しめるワークショップを3日間毎日開催しています。

【親子・子ども向け】※予約不要/参加費各1,500円

・オリジナルぬいぐるみ作り
 ハギレや端材をふんだんに浸かって、自分だけのオリジナルぬいぐるみを

・ミニポシェットづくり
 何もついていないポーチを自分流にアレンジ!

・ファブリックパネルづくり
 お気に入りの布を選んで、お部屋に飾れるアートに変身

 

【大人向け】※事前予約・参加費必要

 

さらに、大人向けのワークショップとして、ワークショップづくりを開催します。

めぐる布市で作る服は、真っ直ぐカットするものや、布幅をそのまま生かしたものなど、ムダなハギレが出ない服。

このガウチョパンツも、布の幅を生かして、そのまま作るので、作り方は簡単!

長さ、サイズなど布に合わせて自由に変えられます。

覚えてしまえば、布を変えて作ったり、親子でおそろいにしたり、きっと楽しめますよ。

お申し込みはこちらのフォームから
https://forms.gle/fkgbH83zuFtZRZi58
参加費:2000円+税/布代別途
持ち物:糸切りバサミ、裁ちばさみ、まち針、筆記用具

(布は当日会場でお選びいただけます)

たくさんの布を見て、手で触れて、選んで、作って。
五感をつかって楽しむこの時間は、きっと夏のいい思い出になるはず。

会場のあちこちに、布が紡ぐ物語があふれています

展示室では、横浜美術大学の学生さんたちがリユース素材を使って制作したアート作品や、卒業制作の一点物のテキスタイル作品などが並びます。
「リユース」という言葉の枠を超えて、布そのものが語り出すような展示空間が広がります。

また、ハギレ活用コンテストの入賞作品も展示。
「端材を最後まで活かす」楽しさや工夫が詰まった作品の数々を、ぜひ間近でご覧ください。

最終日には、審査員と一緒に選ぶインスタライブでの優秀賞発表も予定しています!

 

布がつなぐ、人と人、想いと未来へ

「布市って、リサイクルショップなんですよね?」
と、よく聞かれます。もちろん布や手芸用品をリユースする、それも一つの面ですが、私たちは

「捨てるはずだったものに、もう一度命を吹き込む」という行為が、

人の手を介して、想像を膨らませて、誰かの創作につながる瞬間が何より大切だなと思っています。

布を通じて、作る人と受け取る人がゆるやかにつながる。
リユースも、アートも、暮らしの中のちょっとした豊かさも、すべてがこの空間にぎゅっと詰まった3日間。
あなたの感性にひっかかる何かが、見つかるかも!

アートフォーラムあざみ野で、お待ちしていますね。

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布が紡ぐ物語

リユース×アートの可能性


2025724日(木)~26日(土)
10:00
16:00(※最終日は15:30まで)

会場
アートフォーラムあざみ野(横浜市青葉区あざみ野南1-17-3
・東急田園都市線/横浜市営地下鉄「あざみ野駅」より徒歩5
・入場無料、予約不要(一部ワークショップは予約制)


特別企画

・7月25日(金)10:00-12:00/13:00-15:00  ガウチョパンツ作りワークショップ

お申し込みフォーム準備中(6/11より受付開始)

・7月26日(土)12:00~インスタライブでの「ハギレ活用コンテスト」優秀賞発表

726日(土)13:30~ 加藤良次学長トークショー(無料)
 「染色からみる布にまつわる話」

共催:認定NPO法人森ノオト

アートフォーラムあざみ野(男女共同参画センター横浜北/横浜市民ギャラリーあざみ野)

協力:横浜美術大学

 

お問合せ

認定NPO法人 森ノオト
factory@morinooto.jp

080-7531-8704

 

 

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